包材における環境対応の一つとして、複数の異種材料を用いた構成からリサイクル性の高いモノポリオレフィン包材に変更する動きがあります。一般的なバリア包材構成をモノポリオレフィン化すると、シール性、充填性、カット性などの技術的課題が発生します。生じます。シール層として当社製品ニュクレル™を使用することで、こうした技術的諸問題を解決することが可能です。
従来基材としてPETフィルム、バリア層としてVM-PETフィルム、シール層としてLDPEまたはLLDPEを使用したバリア性のある包材を使用している場合、これを基材をBOPPフィルム、バリア層をVM-OPPフィルムに変更することでモノポリオレフィン包材に変換すると、シール性、充填性、カット性の問題が生じます。ここで、シール層をLDPEまたはLLDPEから当社樹脂であるニュクレル™に変えることで、上記のような課題を解決することが可能です。
従来バリア層としてVM-PETフィルム、基材としてPETフィルム、シール層としてLDPEまたはLLDPEを使用したバリア性のある包材を使用している場合、これをバリア層をVM-OPPフィルム、基材をBOPPフィルムに変更することでモノポリオレフィン包材に変換すると、シール性、充填性、カット性の問題が生じます。ここで、シール層をLDPEまたはLLDPEから当社樹脂であるニュクレル™に変えることで、上記のような課題を解決することが可能です。
シーラント層としてLLDPEの代わりにニュクレル™を使用することで、低温シール性・ホットタック性が大幅に向上します。
シーラント層としてLLDPの代わりにニュクレル™を使用した場合、TD方向のカット性は同程度に保ったまま、MD方向のカット性（低引裂き性）が改善し、突刺し強度が向上します。LLDPEフィルムを使用した場合と比べてもカット性(MD, TD両方向)、突刺し強度ともに優れます。
